車輌資材
Vehicle material車輌資材事業部では国産トラックの荷台や国産観光バス、路線バスの床下に使われている木材と合板を取り扱っています。
「金属の塊のような産業用車輌に木材が使われているの?」と思われる方が多いのでないでしょうか?
実はトラックやバスは車体が長いため、走行時の車体の歪みを吸収するには木材の”しなり”が最も適しているのです。
また加工や細工の容易さもありバスシートの芯材やトラック庫内の内壁などにも多くの合板が使用されています。
四季のある日本では、北は北海道から南は沖縄まで地域ごとに、その環境は大きく変化します。
その過酷な使用条件にも耐えることができるのが木材なのです。
たかが木材ですが、されど木材でもあります。
日本の最たる輸送手段を支える責任を持ち、安全第一をモットーに取り組んでいます。
車輌資材 取扱品目
ラワン
合板
主に東南アジア産であり、フタバガキ科の広葉樹です。針葉樹のような抜け節が見られず、平滑であり表面は美しい。加工や細工も容易にでき、比較的安価であり環境にも優しい素材です。主に見た目品質を重視するウイング車・バンタイプの内装材として使われています。当社では、表面色を統一した色合わせ品を車輌内装材として準備しています。また、バスの床材やトラックの床材として耐水性能を有したラワン合板も取り扱っています。
アピトン
合板
アピトン材は樹種の中でも強度を有し耐久性能や耐腐食性能に優れていることでバス床材・トラックバン床材として長きにわたり車輌構造材として使われています。東南アジアの数工場から調達し特殊サイズの仕様にも対応しております。
シャーマン
合板
小型トラックの荷台に使用されている合板です。北欧産カバ合板の表裏に、フェノール樹脂のフィルムコーティングを施した高強度、高耐水、耐磨耗性能に優れた素材です。荷台スケールに準じジャンボサイズの品揃えもあり小型車から中型車までに適応する素材です。その他、アピトン製材品などの車輌に関する木材製品全般の取り扱いがございます。